この本は、
誰かに見せるためではなく、葬儀や法要の際に、遺族が故人に宛てた言葉をそっと書き留めていたものでした。
私たちは身近な人が亡くなったとき、
その人への愛情が頂点に達するのと同時に、
慣れ親しんだ甘えにより、
伝えずに済ませてきてしまった多くの言葉があったのだ
と気づくのかもしれません。
今、一番あたり前の存在になっている人が、
もっとも大切な人であることを忘れないでください。
この本が、身近な人へほど
「想いは言葉にして伝えることが重要」
ということを考えていただく機会となれば、
筆者としてこれ以上の喜びはありません。